それなのに、やっぱり好きです。

長い歴史の中で、私たちなんか、すごくちっぽけなんだと思う。






それでも貴方の歴史の中で大きな存在になれたら、



それってすごく幸せなことなんだよ。







「ね、写真撮ろうよ!」



片腕を思いっきり伸ばして、とびきりの笑顔をする。




「はい、ちーず」




──カシャ



───ちゅ…っ




写真には驚いた顔の花華と、


そのほっぺにキスをする王子がうつっていた。






《それなのに、やっぱり好きです。 END》






「その写真、ちゃんと俺に送れよ?」

「絶対いや!!!!」