あぁ、嬉しすぎて死んじゃう
四矢拉は、私の事嫌いだと思ってたのに

「ねぇ、四矢拉」

ちょっといじめてやろうと
出来心で…

ちゅっ!

とリップ音を立てて
キスした。

「あーれー?そんなことして良いのかなぁ(笑)??」

そうだ!四矢拉はキス魔だった!!

「ごめんなさい!ごめんなさい!
ちょっとした出来心で…」

「いいよ、べつに
ほら、教室戻るぞ?」

いつもの四矢拉だっ!

「うん!!」

教室に戻ると、
ガラガラ
ヒューヒュー

「何事?!」

四矢拉もびっくりしてる!

「おめおめ!揺阿良!」

「ありがとうー♪」

ギュッ!

「旅行どうする?揺阿良」

「行くよ!」

「四人で!」

「そだね!行こうか!」

わーい!
飛び跳ねてた私は、
足がもつれて
転けそうになった

「うわっぁ!」

「っあっぶねぇ」

あ、四矢拉が助けてくれたんだ……

「あ、ありがとう」

「どう致しまして」