考え中(ポーカーフェイスの続編です)


「俺、先帰るわ」





そう言って先に帰ろうとした時、篠原に止められる





「はあ?何言ってんの?これから俊介と二人でデートするんだから!あんたは結愛のこと駅まで送って行きなさいよ!」




そう俺を睨む篠原





「何で俺が」





そんな言葉に俊介も俺を睨む





「いいよ、私一人で大丈夫だから」




あいつはそう苦笑い




「もう!また迷子になるよ?」




そう篠原に言われるあいつ






「でも、なんとかなるよ」




俺は目を合わせないように違う方向をわざとらしく見た





そんなとき、あいつの肩に誰かの手が乗る





見るとシュウジだ





「東城さん、もしよかったら俺が駅まで送るよ!」





はあ?なんでお前が、
そう心の中で叫ぶ





「悪いよ…違う方向でしょ?」





申し訳なさそうな顔をするあいつ
シュウジは照れながら首を横に振った




「いいよ!どうせ暇だし!」





「じゃあ、お願いします」






なに素直に受け入れてんだよ






イライラは増す





「じゃ、行こうか!」





そう言って歩き出すシュウジ
後をついて行こうとするあいつ





俺はとっさに身体が動き、シュウジの前にだった





「おお、末永!じゃあな!」



そう俺を通り過ぎようとした時、俺はシュウジの後ろにいるあいつの手をとった





「俺が頼まれたんだけど」





そうつぶやく





「お前、用事あるんじゃねえの?いいよ!」



そう爽やかな笑顔を見せるシュウジ