「お前らやっと付き合ったのか!」





「おめでとう‼」


そうみんなに祝福される二人






結愛に目を向けるけど、俺と目を合わせようとしない





「そろそろ帰るか〜‼」





みんなカバンを持ち、帰る準備を始める






結愛もカバンを持ち、帰る支度をしているとシュウジ達が結愛に駆け寄って来た





「東城さん!」





「ん?」





笑顔で見上げる結愛





「よかったら連絡先教えてくれない?」





そんな言葉に頷くあいつ





ケータイを取り出し交換している






妙に距離が近く見えて、イライラする





何簡単に教えてんだよあいつ





うぜえ…






「じゃ、連絡するから!今日は仲良くなれてよかった!」






「うん!私も、みんなと話せて嬉しかったよ!」




そうニコッと笑いかける





シュウジとその周りにいる男はみんな赤面





嬉しそうにケータイをしまい、あいつは篠原と俊介のところに戻った




俺もイライラしながら俊介のところに行った