私は少し微笑み、
「いるよ。」
それだけ呟く
末永はなぜか切なそうな顔をする
「だれ?」
私は末永から目をそらす
ここで告白して、振られたらこの恋は終わり
このドキドキも
もう叶わないものって決まってしまうし
そう考えると勿体無い。
純粋に好きになったこの気持ち
もっと大切にしたい
そう思った
「末永には教えないよ。それに末永には関係ないでしょ?そう言ってたじゃん?」
そう笑うと末永はまた困った顔
「関係ないけど、関係あるの。」
「でもいつか教えるよ⁇末永も知ることができるからそれまで待って?」
そう笑顔で末永を見上げる
末永は頷く
そんな時遠くの方から声が聞こえた
「俊介待ってよ!!」
葵の声だ
私はとっさに末永ほ腕を引っ張り、木の影に隠れた

