考え中(ポーカーフェイスの続編です)



「もしかして、みんなも末永の事…」




そう私を囲む女のコを見渡すとみんな、ないないっと言いながら笑う




「何か完璧すぎてちょっとね〜。しかもライバル多すぎて無理だわ〜」




「まあ、あんな顔に告白されたら断る人はいないと思うけどね?」




そんな言葉に安心する





何だかこう遠くから見てるとすごく高い壁に感じて来た




昨日まであんなに近かったけど、
そうでもないのかも…





そうみんなで眺めていると末永は視線に気付いたのかこっちを見る





「おい、なにみてんだよ!みんなして」





そう言ってこっちに歩いて来た





「末永くんイケメーン!って思って!」




そう男の子がからかう




「うるせ!てきとうなこというな」





「おまえもそろそろ彼女作れよな〜?その年でキスもした事ないってやばいぞ?しかもその顔で」




末永は男の子を軽く蹴った



「うるせーよ!別にいいだろ…」




「もうさ、東城はどうなん?」




そうわたしの方に末永を押し付ける男の子





私は末永を見上げると
末永も私を見下ろす





末永はすぐに目をそらす




「な、別に、いや、何でもない」




何故かテンパっている末永に女子がツッコミをいれる




「なに?満更でもないその反応!」




「でもだめよ?東城さんは好きな人いるんだから!ね?」




そうわたしの顔を覗き込む




それが末永だなんてここで言えるわけがなく、私は俯いて頷く




「ふーん。別に俺には関係ねーし」





そう言ってそっぽを向く






関係ないよね…
締め付けられる胸





苦しくて、苦しくて
大きく深呼吸をする





「私、トイレ」






それだけ呟き、その場を離れた






私はトイレにいかずに、そのまま外に出る事にした




少し気分転換に散歩でもしてこよう。