何となく足音で誰だかわかる





私の横でとまり、フェンスに寄りかかる






私は横を向き末永の横顔をじっと見た





「もう授業始まってるよ?いいの?」





いつものことだけど、沈黙が嫌で聞いてみる





何も返事はない





さっきから無視されているらしい…