「忘れてた。別に送るつもりもないけど?」
そうさらっと言うと結愛は俺の顔を覗き込む
「いいの?せっかくもらったのに」
さっきからこいつ俺に送って欲しいみたいな言い方してムカつく
そんなに俺に誰かと付き合って欲しいわけ?
「別に話すこともないし…メールとかだるいんだよね」
「そっかあ…」
何故か寂しそうな顔
「お前が送れっていうなら送るけど?」
そう結愛の表情を伺うと結愛は自分の顔を隠すように俯く
「送っちゃダメ。」
そう呟いて俺の肩におでこを当てる
恥ずかしがる結愛
抱きしめたくてウズウズする
それを必死に我慢する俺
「私もメール送ったら…だるいなって思うよね?」
また寂しそうな顔
「それは…思わない。お前には俺から教えたし…その意味わかる?、」
そんな俺の問いに顔をあげ首を傾けた
「分からない。なに?」
鈍感なやつ
「教えねえ」
俺は結愛から目をそらした

