「次のテスト前一緒に勉強しようか?教えてあげるから。」




俊介は顔を上げ、キラキラとした目で私を見る




「お前ってちょー優しいな?一対一で勉強会だな」





「ちょ、一対一?」




何故か割り込んでくる末永





そんな末永を見て俊介はニヤッと笑う




「一対一だよ!お前は教えてもらわなくてもできるだろ〜?」





末永の顔色を伺う俊介




「だからって二人きりかよ。」






そんな言葉に葵もニヤッと笑う





「末永って意外と独占欲強いんだね〜?」




「はあ?どこが!意味わかんねえ!とにかく!二人はやめとけよ?俊介になにされるかわからねえし!」






私そう言い捨てる





そんな言葉に俊介はまた笑う





「蓮といた方が危ないと思うけど?蓮も男だからな〜理性も結愛といたらぶっ壊れるぞ?」





そんな言葉に末永は自分の席から振り返り、「うるせー!」
そう、さけび、前を向いた





そこでチャイムが鳴り、私も席についた