握られた自分の手を見る末永
「え、離さねえの?」
そんな言葉に胸がギュッてなる
そんな苦しさを笑って吹き飛ばす
「いーじゃん?私も末永も付き合ってる人いないんだから‼
末永も初めての彼女できた時のための練習‼」
「はあ?俺、バカにされてる?」
「してないよ?別にいいじゃん!ファーストキスを奪うわけじゃないんだから?」
末永は顔を赤くしながら目を逸らす
「恋人ごっこ?みたいな…」
末永の表情を伺うと何だか不機嫌そう
胸が締め付けられて苦しい。
私はぱっと末永の手を離した
「やーめた。」
「なんで?」
「嫌そうだから。ごめんね?」
また嘘の笑顔
「別に、「無理しなくていいから‼末永優しいからさ、嫌なこともはっきりいわなそう。あ!クレープ屋さんついた!何にしようかな〜?」
末永の言葉を覆いかぶさるように話した
仕方ない。そんな気持ちの優しさはいらない。わがままな私
クレープのメニュー表を見ながら鼻歌を歌う
「私シナモンアップル‼末永は?」
「あ、俺まだ決まってないから、、あっちのベンチで座ってて。一緒に持ってくから。」
私は頷き、ベンチに歩いた

