私は大きく頷く
「じゃあどっかよってくか」
そう言って微笑む末永
「どこか行きたいところある⁇」
そんな問いに私はいろいろと考えた
ていっても土地勘がなさすぎて何があるかもわからない
私はあっと思い出す
「クレープ屋さん!前にみんなで行った!」
「あぁ、了解」
そう言って先に歩き出す末永
私はまた小走りで駆け寄り、末永の手をぎゅっと握った
末永は驚いたように私を見下ろす
「え、な、なに」
少し困った表情の末永
ちょっと嫌そう?
それでも負けない
「末永歩くの速いんだもん!」
そう口を尖らせると末永は目をキョロキョロさせる
「あぁ、ごめん…ゆっくり歩くから」
それでも私は離す気はない。

