「に、比べて俊介は死んでるし」





そう俊介の方を飽きれたように見る二人





「そんなに悪かったの?」




「悪いも何も最下位から数えた方が早いんだから」





呆れる二人





私はしょうがなく俊介のところに行き、励ますことにした





「俊介⁇そんなに落ち込まなくても…大丈夫だよテストくらい」






俊介は突っ伏したまま私を見上げる




「お前には分からない。俺の気持ち…俺のなつやすみがーーーーー!」





そう叫ぶ俊介





葵たちもこっちにきて、葵はぺちっと俊介の頭を軽く叩く




「結愛に当たらないで!俊介が勉強しないのが悪いんでしょ〜?
夏休みの補修で頭冷やしなさい!」






お母さんみたいな葵




俊介はまたガクッと机に突っ伏する





私はため息をつき、俊介の肩に手をおいた