俊介は俺の制服を引っ張り、椅子に座らせる




「待てって!!お前は誤解している!!」





そう俺を見て話す俊介




「誤解も何も見たし。お前があいつを襲ってるところ。ま、別に俺には関係ねえし!!勝手に付き合えば」






俊介はため息をつく





「だから誤解だって!!あれは!!頼まれたんだよ!!結愛に!!」




「はあ??頼まれた??私を襲ってって??バカかよ。そっちの方がむかつく」






俺頼まれたことなんてねえし!!





一回手握っててって頼まれたことあったけど
それとは話が違いすぎる





「とりあえず!!俺はあいつのことどうも思ってねえし、あいつも俺のことどうも思ってないの!!これだけは信じろよ??」





「そんなん証拠ねえし。」




「証拠はねえけど、、、蓮、お前結愛のこと好きなんだろ??」





そんな俊介の言葉に目を反らす




「うるせえな…どうだっていいだろ?」





何だか俺かっこわりい





「おまえって分かりやすすぎ!!そんなわかりやすいのにわざわざ親友の好きなやつ襲わねえよ??」






「はあ?実際襲ってたくせに。ずりいよ、教室であんな堂々と。」








そう呟くと俊介は笑う





「蓮、お前可愛いな??」




俺の顔を覗き込む俊介





「やめろ!!またホモ疑惑が広まる!!」