「それにしても結愛って積極的だよなー!」



そう某然と私のことを眺める俊介


なんだか人に言われると急に恥ずかしくなる





私は少し俯き首を傾げた





「そうかな?前はこんなんじゃなかったんだけど、末永だとこうなっちゃうの」




「もう結愛ったら可愛い!」




そう言って葵は私の頭を撫でる



「ま、蓮がシャイボーイだからちょうどいいかもな!恋愛のことに関してほんと赤ん坊みたいなもんだからな?」



そう末永を見る俊介




末永は俊介を睨み、背を向ける





「うるせーなー!んなの、わかんねーだろ?」




「お?もしかして蓮、結愛の前ではドエスだったりして?たまんねーなー?

ま、葵ももうちょっと積極的になったらたまんねーんだけどなー?」





そんか言葉に末永と葵のパンチが一気に俊介へ飛ぶ




そんなやり取りをみて微笑ましくなる




すごく幸せ





二人が席に戻って行ったあと、末永は私の方を見て口をモゴモゴさせている



私は首を傾げ、末永の顔をみた




「ん?どしたの?」




「今日放課後部活ないし、おれんち来る?」





そう呟き、目を逸らす





私は満面の笑顔でうなずいた





「うん!!行く‼久しぶりに末永のお母さんときいちゃんにあえる!」




しかも末永からのお誘い
今になってもすごく嬉しい