急に二人になり、気まずい空気
沈黙が流れる
俺はあいつに背中を向け、心臓を落ち着かせる
「そういうことだから…」
それだけ言うと結愛は腕を俺の前に回し、後ろから抱きしめてくる
心臓がどんどん早くなる
「もう一回言って??」
そんな甘い声が体の中に響く
俺は息をのみこみ、目を瞑る
「結愛のことが好きだよ。俺の彼女になって」
そう呟くと結愛の腕の力が増す
「末永は何もわかってないよ…私、、、何も慣れてないんだから…末永と話してるだけで顔が熱くなるし、笑顔を見るだけでドキドキするし、こんな風に触れると今にも爆発しちゃいそうなのに…伝わってる??私のドキドキ。何で気づいてくれないの??
好き、、私も好きだよ末永。
私の彼氏になってください」
そんな言葉にもう我慢できなくて
俺は振り返り、結愛にキスをした
もう泣かせたりなんかしない
俺が守るから
これからずっと