「おまえさ~…キスされた、どうしよう。って…少女漫画のヒロインじゃないんだから…おまえどうしたのそれで」
俺はさっきのことを伝えるとまた俊介は呆れる
「あほか!!それはお前が悪い!!てかおまえ東城のこと好きじゃねえの??」
「好きだよ!!だから悩んでんだろ!!」
「いやいやいや!好きならそうならないだろ!!俺だったら相手からキスなんかされたら抱きしめずにはいられねえけどな!!」
そんな言葉にまた頭を抱える
「俺だって…そうしたかったけど…周りに人寄ってくるし、急すぎるだろ…」
あいつからキスされて嫌なわけがない
ただキスされた時一瞬時が止まって
朝のニュースの記事が頭によぎった
昨日は他の奴とこんなことしてたんだってそう考えたら
イライラして
それを阻止できなかったことが悔しくて
それに本当は俺からしたかった。
ほんと俺ってかっこわりい
勝手に嫉妬して
勝手に怒って
あいつのこと傷つける