私の声と、すすり声が教室に響く




「結愛…ごめ「触らないで!!」





しゃがみ、私に触れようとする末永の手を払う





「触らないでよ!!私汚いから…もう近づかないで…」






そんな私のことをみてこそこそと話す声が聞こえる





ツイッタ―が
二チャンネルのつぶやきが
私の頭の中でフラッシュバックする





もうやだ




もう何もかもどうなったっていい




「なにこそこそ話してんのよ…そうよ、私軽いの!!これから昨日のトシクンとまた会うんだから!いいネタになるでしょ??どうぞ好きに書きなさいよ。なんなら今ここで私に直接言いに来なさいよ!!」





そう怒鳴ると教室は静まり返った





もう私何やってるんだろう…




そんな私に駆け寄る葵
そっと私の肩を抱いた後、立ち上がり
末永の頬を思い切りビンタをする





痛々しい音が鳴り響く




頬を抑える末永




葵は末永の胸ぐらを掴み睨む