末永は私の体を押し、離す
私は顔が信じられないくらい熱くなる
「ちょ、、な、何」
末永は困ったようにそう呟く
体も顔も熱くて
ドキドキも止まらなくて
恥ずかしくて
私は目を反らし
「はは。。末永のファーストキスもらっちゃった!!」
そう冗談交じりで言う
何で素直になれないんだろう
何で気持ち言えないんだろう
末永が好きで
好きで好きで
大好きだから
我慢できなかったって
何で言えないんだろう
末永は私をまっすぐ見る
いつもの優しい目じゃない
冷たい目
あの時、汚いって言ったときと同じ目
「なんだよ、それ…お前って軽いよな、、、」

