私はというと末永とケンカしたまま帰るのは嫌でなかなか教室を出れない状態
そんな私に目もくれずに末永はバッグを持ち、教室から出て行こうとする
私は思い切って末永に駆け寄り、ドアから出ようとする末永の腕を掴んだ
後悔なんてしたくない
他の子との距離、縮めてほしくないの
「何??」
末永はそれだけ言い私を見下ろす
私は目を反らして口をもごもごとさせる
「あ、あの…末永…私…」
もういっそのことこの場で言ってしまおうか…
そう悩んでいるとき
ドンッッッ!!
「わっっ!!」
教室から出て行く男の子のエナメルバックが私に思い切り当たり、よろけて末永の胸の中にいる私
見上げると目の前には末永の顔
ドクドクと鼓動が早くなり、今にも心臓が飛び出しそう
そんなとき
[キスでもしちゃいなよ!!]
そんな会話が頭の中でこだまする
この後もしかしたらあかねちゃんと…
そんな情景が頭の中を駆け巡る
そして私の体は
自然と動いていた
そんな私に目もくれずに末永はバッグを持ち、教室から出て行こうとする
私は思い切って末永に駆け寄り、ドアから出ようとする末永の腕を掴んだ
後悔なんてしたくない
他の子との距離、縮めてほしくないの
「何??」
末永はそれだけ言い私を見下ろす
私は目を反らして口をもごもごとさせる
「あ、あの…末永…私…」
もういっそのことこの場で言ってしまおうか…
そう悩んでいるとき
ドンッッッ!!
「わっっ!!」
教室から出て行く男の子のエナメルバックが私に思い切り当たり、よろけて末永の胸の中にいる私
見上げると目の前には末永の顔
ドクドクと鼓動が早くなり、今にも心臓が飛び出しそう
そんなとき
[キスでもしちゃいなよ!!]
そんな会話が頭の中でこだまする
この後もしかしたらあかねちゃんと…
そんな情景が頭の中を駆け巡る
そして私の体は
自然と動いていた

