「葵ありがとう。葵のおかげで少し元気になった!!次の帰りのHRには教室戻るから!!」






私の笑顔を見ると葵は安心したように笑う




「うん!!教室で待ってるよ」




葵は保健室から出て行った





私はそのあと少し寝た後、保健室の先生にお礼を言い、保健室を出た





教室に戻る前にトイレにより個室に入った





その頃ちょうど授業も終わったのか何人かの生徒がトイレに入ってきた





「今日のニュース見た??あれやばいよね!!」






私がいるとは知らずに話し出す女子生徒




「うん!!びっくりしちゃった!!」




聞いたことのある声





「東城さんって最近末永と付き合うんじゃないかって結構噂されてたけどね~!!」





「あかねよかったじゃん!!チャンスだよ!!」




「え、でも蓮君にとって私はただの同じ部活の仲間だし…中学のころからずっと…」





何処かで聞いたことある声だと思ったらあかねちゃんの声だ





「末永はさ、ああ見えてピュアだしさ、あかねみたいな清純派の子が似合うよ~!!東城さんってなんかさ悪い噂たくさんあるしさ!!」







「え、でもいい子そうだったけど…」





「末永の前だからいい子ぶってんだよきっと!!あかねもさ、末永にいきなりキスでもしてみれば??」






「え!!??ちょっと何言ってんのよ~」