「ほんと楽しみだな〜!」
私がそう言葉をこぼすと葵も嬉しそうに笑う
「中学の友達とかもきてくれるって言ってたし、今からわくわくする!」
「そっか〜、私は呼ぶ人いないな…今連絡できる人だととしくんくらいかな!」
そんな言葉に末永がふっと起きあがる
「呼ばなくていい呼ばなくていい!こんな田舎のちっちゃい学校の学園祭なんて来てもつまらないだろうし…呼ばなくていいからな!」
そう私を横目で見ながら言う末永
「あぁ、あの花火の時の男?連絡とってんだ?つうか、蓮ってほんとヤキモチやきだよな〜」
さりげなく俊介がいった言葉に顔を背ける末永
そんな末永をみて葵は飽きれた顔をしていた
「たかが元カレ、されど元カレだよね。結愛彼氏いないし、どうなるかわからないよねー」
そんな言葉に末永は立ち上がり、
「か、勝手にしろ!トイレいってくる」
と、それだけいい教室を出て行った
そんな姿を見送ったあと俊介と葵は同時に大きなため息をつく
「あーーーー!もう!じれったい‼ヘタレ男!鈍感野郎!」
葵は末永が出て行ったドアを睨みつける
「ま、あいつは見た目に関しては一人枚だけど恋愛に関しては赤ちゃんみたいなもんだからな!」
「それにしてはいっちょまえにヤキモチとかやいちゃって‼もう、やっぱ結愛から告白しちゃった方が早いかも!」
二人の目線が私に突き刺さる
一気に顔が熱くなる
「う、うん…そうだよね…言わないと何も変わらないもんね…‼今日の夜会うからその時に言おうかな…振られたら慰めてね」
そう二人を見ると大きく頷く
「てか振られたら私が末永ぶっ殺す!」
そんな葵に思わず笑ってしまう
うまく行けばいいけど…

