教室に戻るとみんながいつも通り笑顔で接してくれて
私の居場所はここでいいんだってそう思える
廊下を歩けばこそこそと私をみながら話す人もいるけど、こんなに優しく接してくれる人がいるからそれでいい
席に戻ると末永は私を見て心配そうな顔をする
「目赤くね?なんかあった?」
私は首を振る
「嬉しいことがあったの」
そんな言葉に末永は不思議そうに首をかしげた
そんな時、携帯のバイブがなる
私がケータイを開くと
としくんからだった
久しぶり!
今日から学校だったよな?
よかったら学校のあとでもいいから飯でもいかない?
そんな文字が目に飛び込んでくる
私はちらっと末永の顔を見た
まだ末永と付き合っているわけじゃないし、としくんはただの友達だし、今日学校はお昼までで特に予定はない
断る理由がない
久しぶり!
今日から学校だよ〜
学校半日で終わるからランチなら大丈夫だよ‼
そう返した
夜会うよりも何と無くそっちのほうが健全だとおもったから
メールはすぐに返ってくる
じゃあ俺がそっちいくから学校終わったら連絡して!
そんなメールを読み、携帯をしまう
また末永をちらっとみるとパチっと目が合う
末永は私の携帯に目をやり、また私を見た
私は誤魔化すように笑い、結局秘密になんてできない
「あぁ、今としくんからメールきた!あはは〜」
そんな言葉に少し表情を曇らす末永
「ふーん…なんだって?」
「なんかご飯いこーって!」
「で、行くの?」
私は目をそらしまた笑って誤魔化す
「うーん。お昼ご飯だけ一緒に食べてすぐ帰ろうかなーって!
予定もないし、彼氏もいないし、今はただの友達だし…断る理由ないかなーって!」
そんな言葉に末永は前を向いたままなにも言わない
「末永、今日部活でしょ?」
「あぁ、そうだよ。」
なぜか気まずい空気が流れる
沈黙が続いたあと、先に話し出したのは末永だった

