考え中(ポーカーフェイスの続編です)




教室につくともう何人かの子達がいて、
私に駆け寄ってきた





「東城さんおはよう!!」





「雑誌見たよ!急に有名になっちゃってびっくりしちゃった!」





「今日テレビで今一番話題になっている新人モデルで紹介されてたよ!」





私はみんなが一気に話しかけてくるもんだからキョロキョロとみんなのことをただ見ていた





「まだ全然だよ…ただバイトみたいな感じだし、とりあえず学校が優先だからさ!」





夏休みに何冊かの雑誌にのって
自分が思っていた以上に大きく取り上げられ、何ページものるようになった





まちを歩けば話しかけられることもあった






まさかこんなにも変わるとは思ってもいなくて私はどうしたらいいのかわからない状態





とりあえず、嬉しいこともあるけど
その分、嫌なこともある







「随分人気者になっちまったな。なんか別の世界って感じ」




末永はぼそっとそんなことを呟いた




「そんなこと言わないでよ!末永とかみんなは何も変わらないよ。私の一番近い存在だよ」





席につき、末永を見たら末永は優しく笑う





「ま、そうだな!つうか、急に朝練来るなよな!びっくりするし」





「ちょっと見たかったの!末永がバスケしてるところ!かっこよかったよ?」





思い切ってそんなこと言ってみた





末永は少し顔を赤くして目を逸らす





「なんだよ急に!どう返したらいいかわかんねえし!」





すぐに照れる末永
そんなところも大好き





私はニヤニヤしながら末永を見た






「んだよ!そんなに見んな!」





そんなやり取りをしているとちょうど葵が教室に入ってきた




そして真っ先に私のところにくる





「結愛おはよ!」





いつもの葵の笑顔に癒される





「ちょっといい?」




そう言って私の腕を引っ張り、ひと気のないところに連れていかれた