「トシクンって結愛の元彼だよね?すごい優しそうな人だね!!」
「あぁ、うん。何だかあの時もいろいろとサエコたちに嘘つかれて誤解してたみたい…ただそれだけ謝りたかったんだって」
末永は相変わらず何も言わない
「じゃあ仲直りってゆうか、すっきりしたんだ!!よかったね!!」
「うん!!友達になろうって言ってくれて!!今度ご飯行くかも…」
そんな私の言葉に私のことを見る末永
「連絡先交換したってこと?」
そう静かに呟く
「う、うん…友達だしいいかなって」
「そいつさ、調子いいよな。元後言えばそいつがお前のこと信じずにおまえのことを一人にしたんじゃん。で、話が落ち着いた今になって友達になろうって…お前もよくそんな簡単に友達なんかになれるよな。」
無表情で私を見る末永
私は目を反らし深呼吸をした
胸がずきずきと痛む
「今までの私だったら絶対許してないと思う…逆に何か仕返ししてやろうとか思ってたかも…でも、今はみんながいて余裕が持てるから許せたの」
「ふーん、だからご飯いって、また仲良くなって、だったらまた付き合えば??」
そんな言葉に涙がこみ上げてくる
「ちょっとなにイライラしてんだよ蓮!!」
末永をなだめる俊介
そんな様子を見て葵が大きなため息をついた
「そうね!!そうなるかもね??トシクンって人すごく優しそうだし、結愛のことよく知ってるしね??そうだよね??結愛!!いつもイライラしてる人より、優しくて今日みたいに素直にごめんねって謝ってくれる人のほうがいいに決まってるよね??」
そう葵は末永を睨みながら言った
末永は目を反らし俯く
嫌な空気が流れている
「腹もいっぱいになったし、葵!!ちょっと散歩してから帰ろうぜ!!」
「うん…」
不機嫌な葵の手を引っ張り無理矢理私の家から出て行く二人
部屋は私と末永の二人きり
しばらく沈黙が流れた

