「花火きれいだったね~!!」
葵は嬉しそうに話す
「うん!!こんなに近くで見たの初めてだよ!!」
私は興奮が冷めないまま葵の腕を掴んだ
「なあ!!まだ時間あるけどどうする?」
後ろにいた俊介と末永は私たちを呼び止める
「お腹すいたしさ、出店で何か買ってみんなで食べようよ!!」
葵が提案する
「じゃあ私んちもう片付いたからみんなできなよ!!」
私がそう提案するとみんな賛成した
てきとうにいろいろなものを買って四人で私の家に向かっている途中
「結愛??!!」
そんな声に呼び止められる
あ、花火終わってからお面かぶるの忘れてた
そう思いながらも振り向くと私は一瞬言葉を失った
「やっぱり!!結愛だよな??俺、覚えてる…??」
懐かしい思い出がよみがえる
優しい笑顔はあの時のまま変わっていない
「……トシくん…。」

