考え中(ポーカーフェイスの続編です)



「そろそろ花火始まるから行くか!」




私の手を引きながら振り向く末永




私の顔をみてプッと笑う




「笑わないでよ!末永が渡してきたんでしょ?」




「いや、そうだけど面白くて!」





もう、ほんと末永が笑うから
私まで笑っちゃう





さっきのことなんてもう忘れるくらい





今二人でいることが幸せ





川原について、葵達と合流した





「結愛なんでお面被ってんの〜?」




そう二人も笑う




「笑わないでよー!末永がー!」





「魔除け‼」





末永は得意げに言うと
俊介はひじで末永をつつく




「とかいって、ただ結愛のこと独り占めしたいだけなくせに!」





「は!?うるせーし!違うから!」





そんな二人が言い合いをしているとき
ドーーンッ!
っと、花火が上がった





私は思わずお面をとり、空を見上げた







ドーーンッ







ドーーンッ





とそんな音と共に綺麗な花火が
空を飾る





「わあ、綺麗…」




私は葵達に気づかれないようにこっそりと末永の手をもう一度握った





末永も何も言わずに優しく握り返してくる






また幸せな思い出が増えた





この花火のように
華やかで、綺麗で
でもこの花火のように
一瞬で終わっては欲しくない





この気持ちはずっとここにありますように