考え中(ポーカーフェイスの続編です)

少し歩いたところで葵が振り返る



「花火まで少し時間あるからいったん別行動しよー!末永!花火の時間にいつものとこねー!じゃ!」





そう言って葵は俊介の手を握って人ごみの中へと消えていった





「行っちゃったね…」




私はそう呟き末永を見つめると
末永は私を見下ろす




「しょうがねえから行くか!」





そう微笑む






ただそんな笑顔をみるだけでドキッてする





私ってどうかしてるかな




人ごみの中を歩く末永に私はついていく





お祭りの雰囲気がすごく楽しくて
始めての感じにワクワクして




周りをキョロキョロと見渡した





気づいたら末永と離れていて
末永は立ち止まり振り向き私を待つ




「ったく、迷子になるぞ?ほら」






そう言って私に手を差し出す






私は幸せな気持ちがこみ上げて
にやけてしまう





私はそっと末永の手を握る



「これで離れないね」





私は聞こえるか聞こえないかの声でそう言って呟いた