私はすぐに化粧に取りかかる




お祭りだしいつもより少ししっかり目に化粧をした





髪の毛も巻いてみた





私はすぐに家を出て、葵の家に向かった






葵の家のチャイムを鳴らすとすぐに葵が出てきた




「結愛〜!久しぶり!」



玄関から顔を覗かせながら私に手を降る葵




私はうれしくなって葵に駆け寄った




「久しぶり!なんだかんだ夏休みもあまり会えてなかったもんね?」





そう葵に抱きついた





「そうだよ〜!誘っても結愛いつも仕事なんだもん!しかもいつの間にかに雑誌に載って有名人だし!」





葵は私を部屋に案内しながら話す





「有名人なんてそんな…まだまだだよ〜」





「えー?結構話題になってるよ?完璧すぎる女子高生って!」





そう私をおちょくる葵





私は葵の部屋に案内され、部屋に入ると部屋には浴衣が二枚かけてあった





「じゃーん!せっかくお祭りだし浴衣着ようよ!きっと結愛は持ってないだろうなって思って!

お姉ちゃんのだけどよかったら!」






私は浴衣をそっと撫でながら眺めた





「嬉しい…いいの!?でも私一人で着れないよ?」





葵は得意げな顔をしてわたしをみる




「大丈夫!私に任せて?

白い方が私で、紺色の方が結愛ね!」





私は大きく頷く






その後、葵は器用に浴衣を着せてくれて、髪の毛までアップヘアにしてくれた





モデルの仕事でやってくれるヘアメイクさんみたい





「はい、完成!」




そう言って鏡を見せてくれた