「お姉ちゃん!お風呂でたよー!」




そんな声に私たちは瞬時に離れる





そっぽを向いて寝転がる末永に
ベッドから崩れ落ちる私





そんな私たちの様子をみてきいちゃんは首を傾げた





「どうしたの?」




そう言って私に駆け寄る






「あはは〜ちょっとびっくりしただけだよ」





そう言ってきいちゃんを撫でる





「お姉ちゃん早くお風呂はいってきてー⁇きいねむすなっちゃうよ!」





そう言って私の布団に潜り込む




「は?きいここで寝んの?」





きいちゃんの様子をみながら嫌そうな顔をする末永





「うん!お姉ちゃんと一緒に寝るの!ママがね、お兄ちゃんがお姉ちゃんにいたずらしないようにみはっててね?って!」





そんな言葉に二人して顔を赤くする




「別にいたずらなんてしねえし!」





「えー、お兄ちゃんも一緒に寝たいの〜⁇」





そう末永を見るきいちゃん





末永はまた背を向け、
「寝たくねーよ!」




それだけ言って掛け布団をかぶった





「じゃ、私お風呂入ってくるね?」




私はその場を逃げるようにお風呂場へ向かった