濡れた髪の毛にバスタオルを乗せてくしゃくしゃっとやりながら私を見る
やっぱかっこいい…
そう何だか見とれる
「何だよ。そんな見んなよ」
そう言って私から目を逸らす末永
ほんとかっそよすぎて抱きつきたい…
そんなこと思ってるなんて誰にも言えない
「蓮!今日結愛ちゃん泊まってくから‼布団出しといて⁇」
そんな何気無い言葉に驚く末永
「は?泊まってく?いつの間にそんな話になってんの?」
「ったくごちゃごちゃ言ってないで早く準備してあげて?
結愛ちゃん?お風呂から先入ってきて?」
私に気を使うお母さん
「いや、先にきいちゃんと入ってきて下さい!きいちゃんも早く寝なきゃだし、私布団ひくの手伝っときますから!」
「悪いわね?きいも眠たそうだしお言葉に甘えて先に入るわね?」
お母さんときいちゃんはお風呂場へ行って、私と末永は部屋へ戻った

