「おぉ、末永!いつもより早いじゃん」





そう俺の肩に手を載せるシュウジ




「まあな、おまえさ今日行かなくていいから!」







目を丸くして俺を見るシュウジ






「あいつの引っ越しの手伝い!」





「は?何で!」






俺はめを逸らし、頭をぽりぽりと触る



「俺が行くから!」




そんな言葉に驚く





「おい!ちょっと待てよ!ずりいじゃん!俺が最初に約束してたのに!」




そんな言葉に肩をポンポンと叩く





「わりいな!」





そんな俺の顔を見てシュウジはニヤッとする





「末永珍しいよな?そんな女のこと気にすんの。今まで全く興味なさそうだったのに。

東城さんのこと好きなの?」





普通そんなにストレートに聞くかよ





俺は何も答えない





「安心しろ!俺は手出すつもりもねえし!あーゆう子は見てるだけで十分だわ!ま、おかずにはさせてもらうけど?」






「おま、やめろ!」





そうシュウジの肩を掴む



「いいだろー?一人の時に思い出しておかずにするくらい。お前だっていつもそうしてんだろ?」





自分の顔が赤くなるのがわかる
それくらい熱い