末永は私に目をむける
「おまえってさ、何なの?くっつきたがり?それとも俺のことおちょくってる?」
そんな言葉にしゅんっとなる
私は淋しくなって俯いた
悲しいんだけどドキドキする
「嫌?」
怖くて小声になる
末永は私と目を合わせてくれない
「嫌ではないよ。そりゃ男だし…」
「他の子にやられても嫌じゃない?」
末永の顔を見つめると末永は顔をあかくする
「そりゃ、男だったら女にくっつかれて嫌な奴なんてなかなかいねえよ?
つうか、男の部屋で簡単にこんなことすんなよ」
私はこんなにドキドキしてるのに末永は何も感じてない
ただラッキーって感じ?
それは他の子がここにいて同じことをしても変わらない
私は末永だからこんなに緊張して
一人でソワソワして
熱くなって
こんなに鼓動が早くなってるのに
末永は違う⁇
私は末永の胸に耳を当ててみた
「ちょ、おまえ本当全然わかってねえ」
あたふたしている末永
私は気にせず末永の鼓動の音を聞いてみた

