桜の日

6時限目。

私は強烈な睡魔に襲われていた・・・

入学早々居眠りはまずい、よ・・・

ガクッ!

一瞬目が覚める。

けどすぐ眠くなるー。

そんなことを繰り返していたとき。

隣のヤツが震えてることに気づいた。

完璧に目が覚める。

まさか…

私見て笑ってる?

「おぃ、花崎。
おれの授業は笑えるほどおもしろいか?」


「いえ、すみません。」


答えたのは隣のヤツだ。

名前、花崎なんだ。


カサ…

ん?

教科書のうえにはノートの切れ端が置いてある。

隣へ目をやると、見ろ。と口パクでいってきた。

-寝不足か?顔がヒドかったぞ。超笑えたww-


ムカつく!!

もう最悪だー!

なんでこんなヤツの隣なわけ?

自分の運を呪いたいよホント!