*凛華side*
「先生、日直で来ました」



「おぉ。あれ、神崎は?」



「神崎君は体調が悪いので帰りました」



「そうかそうか。じゃ、これお願いな」



どさっと渡されたのは、プリントの束だった。



「あと、はいこれ。日誌書いて出してな。それでそのプリントはホッチキスで留めといて。校長のヤローがあたしに押し付けて来やがったんだよ…」



「分かりました。出来たら持ってきますね」