「おう。似合うか?似合うだろー」



1人で納得している先生。



「な、何で先生まで着てるんですか?」



優香ちゃんが尋ねると、先生は得意げに言った。



「先生だって着たいんだもん」



『(……"もん"って…)』




「先生も出るからな!早く行くぞ!」



1人うきうきしながら先生は教室から出て行った。



「凛華!行くぞ」



「あ、うん…」