「凛華ちゃん?」



優香ちゃんが心配そうに私を覗き込んできた。



「ううん、何でもない」



「そっか」



「おーい、お前ら〜。早く仕事しろー」



「え、先生……?」



男子生徒がそう発したのは、先生がホストの格好をしていたからである。