気づけば、ハヤトと知り合ってから2ヶ月が過ぎていた。 『ねえ、俺飼いたいんだけど。』 『え?何を?』 『ネコ』 『飼えばいいじゃん♪』 『あ、でもそしたらネコ2匹になっちゃうな。』 『え、いつの間に飼ってたの?』 『気まぐれなネコがいるんだよ、たまにしか来てくれないの。』 『何それ〜、懐かれてないじゃん。』 と言って笑う。 『懐かれてないのかな、俺ちゃんと世話してるつもりなんだけど。』 そう言って、ハヤトは近づいてくる。