僕を守ってくれる人



俺がそう泣きつくと、栗田は、ヘヘッと笑って俺と桐生さんの間に座った


「桐生さん」


「…ん…?」


「起きて、水飲んでください。酔いすぎですよ」


へへッとまた笑う栗田


…なんか、こいつ可愛いなあ


なんか妹みたいな感じがする


「栗田…、」


色気ムンムン…桐生さん


細く閉じられた目も色っぽい


…これぞイケメン…


「ほら、早く」


水の入ったグラスを手に、急かす栗田


桐生さんは、細い目で栗田さんをじっと見つめる


「…桐生さん?」


「…」


「桐りゅ______」


スッ


「…栗田…」


「えっちょ、桐生さ…」


うああああぁぁぁ


桐生さんが、栗田に迫ってる


栗田を、ソファーに押し付けて、キスをしようとする桐生さん