僕を守ってくれる人



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カランカラン…


「マサトさん、また来てくださいね!!」


「あぁ、ありがとう。またな」


「ミズキさーん、また来てくださいねぇ」


「う、うううん///////」


…おい、なんで顔真っ赤になってんだよ清水…


と俺は情けなく思いながら、駐車場に向かう


…もう真っ暗じゃねぇか…


「はぁ、もう無理です。キャバクラとか俺に向いてないんですよぉ」


「ハハッだな。」


「笑い事じゃないですよぉ…もう女嫌いになっちゃいそうですから」


と本気でヘコんでる清水が面白くてバカ笑いする俺


マジで清水のキャラ最高だな


「あ、ところで何か聞き出せましたか?」


「あぁ。足立は、普段優しくて頼れる性格らしいが、やっぱり不倫してるみたいだな」


「えっ…新島とですか?」


「あぁ。」


「てことは、やっぱり…新島の妻の鈴子さんは、新島と足立の不倫に気付き、足立に何か危害を加えた。それに反抗してしまった足立は、勢いに乗って鈴子さんを殺害してしまったんでしょうか?」


…んー…


「…まだ、証拠がない」


俺がため息混じりにいうと、


「…ですよねー」


と清水も疲れたように呟いた