想いの先に

公園に来た。
どう話をしていいのか分からなくて しばらく沈黙が続いた。

英から話を切り出した。

「話たいことって なに?」 突然の言葉に 私は驚いてしまった。

「あっ!? えっ!? えっとね… 実はね…」
話たいことは 山ほどあるのに 言えなくて… それでも私は なんとか自分の気持ちを伝えようと 話をし出した。

「あのね 私… あなたとは 付き合えません…
理由は 言えません…」

英は驚いた顔で 「どして!?」

「私では だめなの… だから 諦めてください…。」

英が 落ち込んだ顔をした。