それでも好き。

毎日こんな日々が続くと思っていた。

道場に通い始めて4年がたったある日。

別れは突然だった。

「お母さんの転勤。」

私は地元を離れ都会のほうへ行くことになった。

「先生、お世話になりました!泣」

「あぁ、あっちでも剣道続けるのか?」

「わかんない、あっちの方は道場は無いかも知れないから...」

「そうか。元気でな。」

「うん。先生もね。本当にありがと。あっ、ソウスケしらない?!」

「ソウスケなら道場の裏にさっき行ったぞ」

「ありがと!!」

別れの言葉を言わなくちゃいけない。

自分でもわかってた。でも言い出せない...

でも今日はちゃんと言うんだ。

「っソウスケ!」