「ー・・・じゃあ次、と…あれ?早坂休みか?」
ある程度の男子の自己紹介が終わると先生は私の隣の席を見た。
風邪でも引いたのだろう。
入学式に風邪引いちゃうなんで可哀想だな。
「じゃあ、次いってー」
佐伯先生が改めて仕切り直すと。
「先生、勝手に病人にしないでくださーい」
ドアが元気よく開いた。
そこにいたのは。
色素の薄い茶色の髪に、くっきり二重の大きな目。
薄目の唇で、大きな耳が特徴な、綺麗な男の子だった。
「早坂か⁉︎なんだこんなタイミングで」
早坂、と呼ばれたその男の子は平然と口を開く。
「俺てっきり入学式来週かと思って寝てたら母さんに叩き起こされましたあー」
「おいっ ‼︎」
教室は一気に笑いが起こった。
ある程度の男子の自己紹介が終わると先生は私の隣の席を見た。
風邪でも引いたのだろう。
入学式に風邪引いちゃうなんで可哀想だな。
「じゃあ、次いってー」
佐伯先生が改めて仕切り直すと。
「先生、勝手に病人にしないでくださーい」
ドアが元気よく開いた。
そこにいたのは。
色素の薄い茶色の髪に、くっきり二重の大きな目。
薄目の唇で、大きな耳が特徴な、綺麗な男の子だった。
「早坂か⁉︎なんだこんなタイミングで」
早坂、と呼ばれたその男の子は平然と口を開く。
「俺てっきり入学式来週かと思って寝てたら母さんに叩き起こされましたあー」
「おいっ ‼︎」
教室は一気に笑いが起こった。