「菜緒やんなら俺もやるわ」

「り、リオ君・・?!」


リオ君をちら、と見るとリオ君も私を見ていて。

リオ君はためらう様子もなくニコッと笑いかけた。


「よし、じゃあ決まりだな。皆2人に感謝しろよ」

あっくんが黒板にリオ君の名前と私の名前を書きながら言った。


「えぇー!!理生やんならあたしもやればよかったぁー」
「いつでも手伝うからね!」

さっきはやるようすはサラサラなかった女の子達は口々にやる気を示す。

「お前らなぁ、動機が不純だぞー」

あっくんは苦笑しながら委員会決めを終わらせた。