今日は、読書・・・

本の分厚さを見ただけなのに読む気が無くなる

「よく、そんなに厚い本読めるね。
 嫌にならないの?」

「はぁ?長編シリーズの良さが分らないとか・・・」

と、呆れたような怒っているような口調で言われた

しかし、そのたった一言だけ発して君はまた、

物語の世界へと戻って行った

本のページが捲れる音と秒針が進む音だけの教室で

君と二人だけの放課後の時間を共有する

木の葉が舞い落ちりはじめた