。・。・。君。・。・。

みんなが校舎から出たのを見計らって

教室へと足を踏み出す

君は窓際に立っていた

開け放たれた窓から吹く風に

なびく黒髪は、以前よりも長い

そっと君の隣に立つ

大きく息を吸い込み

ゆっくりはっきり言葉を紡ぐ

「丘咲玲、君が好きです!
 もし良かったら付き合ってくれませんか?」

よし、言えた!

ところが・・・

隣から聞こえたのは呆れ声の返答

「以前に、人と話すときは目を見るものだと言った人が
 そんな状態で告白するとは・・・」

最後に大きな溜息まで吐かれた

最悪だ、こんな断られ方

アハハハ

もう・・・

立ち直れそうにないな