悠真が怒ってくれて嬉しかった。私は、返事をする。

「ごめんね…あきらくん…私好きな人いるんだ…あなたの気持ちには答えられない。でもこれからは友達でいて?」

と優しく言った。あきらくんはシュンとしながら

「そっか……友達でいよう。でも、いまはまだ諦めないから…」

と言った。私は、

「えっ…?」

と困っていた。悠真が

「これは、俺のいとこだ!俺の大切なやつなんだよ、たとえ、お前でも絶対渡さないから！！」

顔赤く染めながら言った。私は、うれしかった。ほんと…大好き… 。
伝えたい…この気持ち。でも、いとこって言う関係を壊したくない。言うのは、黙っていよう。