「命令1
毎日昼休みは屋上に来ること」
北村くんて、本当見た目は王子様みたいだよね…
じゃ、なくって…!!
今、なんて言ってたか聞き漏らしちゃったよっ
「…え、と…今、なんて言った、の…?」
…小さな声で聞き返すと。
「はぁ?
今言ったばっかだろ?
お前の記憶力、どうなってるわけ」
北村くんはかなり飽きれたらしく、ため息をついた。
「…ご、ごめんなさい」
「…毎日昼休み屋上来いっつったの」
あたしが謝るのと同時にそう言われた。
「毎日…!?
それはちょっと…」
あたし、舞ちゃんと食べたいし…。
「ダメ、俺の絶対命令だから」
北村くんが、真剣な顔をして言う。
「だ、って…あたし、舞ちゃんと食べたい…です…」
「じゃ、笹木に許可取ればいいわけだ?」
「……」
な、なにも言えない…
確かに舞ちゃんが「いいよ」って言えば…そうなっちゃう。

