学園王子様は、俺様です。




成田くんとは、今日初めて話したから…



正直、何もわからない。



「…あっそ
つか、お前さ」



なぜかもう怒ってはいない様子の北村くん。



もう怒ってないとわかり、少し安心していると…



「…俺以外のヤツ相手すんな」



……ほぇ?



意味がわかんなくて、ただただ目を大きく見開く。



「だから…
俺のヒマつぶし相手なんだから、他のヤツの相手すんなってこと」



ここは生徒玄関なのに、



グッとあたしとの距離を縮めてくる北村くん。



動揺して、なかなか北村くんの目を見れないあたし。


…ついに北村くんは、あたしを下駄箱まで追いやってしまった。






「きっ…北村くっ」




この状態で、しかも何も言わない北村くんに、どうすればいいかわからない。