学園王子様は、俺様です。



「朱里は俺が那月のこと好きだと思ってるけどさ、違うから。

俺が好きなのは…朱里、お前だけ。

まず、謝りたいのが…デートな?
あの時、那月が倒れたのが心配で…昔のように、助けた。

それだけならまだマシだけど…俺、朱里おいてっただろ?

…那月送ったあと、急いで校門まで戻ったけど、やっぱり遅かった。

そして、お前にいっぱい辛い思いと、不安にさせた…


マジでごめんな…」



朱里に伝われ、という気持ちを込めて…少し強く抱きしめる。



すると…



「…あたしも、ごめんね…っ
信じるって約束したのに…あたしっ100%、信じてなかった…

昨日なんかはもう信じられなくなっちゃって…っ

もう話したくないとまで…思ってたの…」


今度は俺が朱里の話を聞く。