フッ そうだな。 朱里に言わないと意味ねぇし。 …よし、朱里に会いに行くか。 俺は歩いて朱里の家に向かう。 …まだ泣いてんのかな… 許してくれるか…。 だけど…どんな反応されても、朱里には伝えなきゃいけねんだ。 きっと俺が那月を好きだと思ってるから…困惑するかも。 その姿を思い浮かべ、俺は心の中で笑う。 *************** …着いた。 ーーピーンポーン インターホンの音が鳴ると、俺は緊張してきた。 「はぁーい」 朱里の声じゃないけど、中から明るい声が聞こえてきた。